家を買おう!と思ったら

家を買う時に勉強したことを書き綴ります

①持ち家か賃貸か。結論出します。

持ち家か賃貸か。

これは結婚や出産、将来のことを考えるとき、多くの人がぶち当たる問題です。

 

実際に持ち家派ですか?賃貸派ですか?という質問は、ありふれた質問であり、多くの識者にぶつけられています。

ひ〇ゆきとかホリエ〇ンとかあっちゃ〇とかに。

 

そして識者の方の意見は「賃貸派」が多いように思われます。

彼らの理屈は持ち家のリスクをあげつらうことです。例としては、

持ち家の場合、固定資産税がかかる。

賃貸と違ってトイレ、風呂、台所、給湯設備、エアコンなどの設備が故障した場合自費で修理する必要がある。

ローンは多額の借金であり、ローン破産のリスクがある。

持ち家は気軽に引っ越すことができず、近隣トラブルとも一生の付き合いになる。

災害時も家を放り出して逃げられない。

などなど。これらは確かに持ち家で考えられるリスクです。

 

そしてこう締めくくります。だからこそ、固定資産税もかからず、家賃と共益費さえ払っていればよくて、何か不満があれば気軽に引っ越せる賃貸が最強である。

かの「金持ち父さん」も家は負債であると明言している、と。

 

一理はあります。しかし、こういった主張の多くは、具体的なデータを伴っていません。(よくある論客の手法です)

実際に賃貸でかかるお金と持ち家でかかるお金をすべて書き出して計算して、比較してみないと実際にどちらが得かはわかりません。

 

そしてもう一つ識者と我々庶民の最大の違いは、「一万円の価値」です。

一日中汗水垂らして働いてもらえる「日当一万円」と、事業で毎月得る「数十億円のうちの一万円」とでは、同じ一万円でも認識している価値が違うのです。

忘れてはいけない、彼らは「セレブ」、我々は「庶民」であるということを。

 

かの六本木ヒルズは「賃貸」がほとんどであるということをご存じでしょうか。

月200万クラスの賃貸物件です。そんなところに住んでいる人間の価値観など庶民の感覚とは著しく乖離していることはいうまでもないでしょう。

 

彼らにとっては賃貸物件は「簡単に」借りられるものなのです。

確かに「家賃」「審査」「引っ越し費用」「共益費」これらの条件をすべてパスすれば、住みたいところにどこにでも住めるでしょう。

庶民から見て、莫大な資産を持っている彼らなら。

 

そして今まで支払ってきた家賃を総計すれば豪邸が建てられる、などと笑って話すのでしょう。

 

そんな人たちが語る損得など何の参考にもなりませんよね。

簡単に踊らされてはいけません。

 

このブログでは庶民の感覚で実際に計算した結論をお伝えします。